春節連休期間に海南省の離島免税店が大人気

2024-02-19 15:44:57  CRI

 春節の連休中(2月10~17日)、海南省は観光シーズンのピークを迎え、離島の免税消費市場も爆発的な買い物ブームとなりました。海口税関の統計によると、春節連休の最初の7日間で、海南離島免税店での買い物額は22億1400万元(約460億円)に達し、買い物客は延べ26万8900人で、1人当たりの消費額は8235元(約17万円)に達しました。

海口国際免税城

 春節期間中、世界最大の単一免税店である海口国際免税城(cdfmoll)では、龍灯籠や獅子舞、古典舞踊ショーなど豊富で多様なイベントが相次ぎ上演され、消費者は免税ショッピングを楽しみながら、春節ならではの賑やかでめでたい雰囲気を満喫することができました。春節期間中の免税消費の力を引き出すために、海口市政府は2万7500枚・計1200万元(約2億5000万円)の離島免税電子消費券を投入し、免税店の割引も併せて利用できるため、消費者により大きなメリットをもたらしました。

 また、三亜国際免税城は干支(えと)の龍や民族風の要素を取り入れて伝統的な春節とファッショントレンドを結び付け、同時に特定の観光スポットに行けば、賞品を選ぶイベントやラッキー抽選会などの企画も打ち出しました。これらが市政府の消費券や新年割引などのイベントと重なることで、大勢の観光客を引き寄せ買い物ブームにつながりました。調査によりますと、春節初日からの3日間で、三亜国際免税城の1日平均入店客数は延べ5万6000人を超え、1日平均売上高は1億元(約20億円)を突破しました。

 離島免税ショッピングは数年の発展を経て、海南観光消費市場の「目玉」となっています。現時点で省内の離島免税店は12店舗に増え、買い物の受け取りについては当初の隔離区での受け取りに加え、郵送、購入後即時受け取り、代金引換など4つの方法を追加しました。(朱、榊原)

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