香港市民が年越し料理を食べに深センへ レストランの予約が殺到

2024-02-09 13:12:18  CRI

 大みそかの夕食の年越し料理は「年夜飯」と呼ばれ、一家だんらんの象徴で、年夜飯を食べることは中国の家族が大切にしている伝統的な風習です。今年、深センで年夜飯を事前に予約した香港市民は少なくありません。

 大みそかが近づくある日の昼、深セン市羅湖区のレストランを訪ねた記者は、ホールで多くの香港市民が食事しているのを目撃しました。このレストランにはテーブルが90卓あり、うち11卓が個室で、年夜飯を予約した人の7割以上が香港からの観光客だということです。予約が殺到している状況を受け、レストランは時間をずらす対応を取りました。

 深センでは今年、香港市民からの予約が殺到したレストランが多く、セットメニューにはテーマ別のセットが設けられており、客の選択肢が多いとのことです。深セン出入境検査本部の予測によると、春節期間の2月10日から17日にかけて、深センの各出入境検査場では出入境のピークを迎え、1日平均の出入境者数は延べ70万人、ピークの日には延べ80万人を突破する見込みです。各出入境検査場は通関時間を延長し、レーン増設などの措置を取り、旅客のスムーズな通関を保証します。(藍、藤井)

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