多くの国の指導者が中国に春節のあいさつ=外交部

2024-02-08 21:56:39  CRI

 国連のグテーレス事務総長はこのほど、世界の華人(中国人および中国系住民)向けに、ビデオメッセージによる春節(旧正月、2024年は2月10日)のあいさつを発表しました。グテーレス総長はメッセージの中で、国連総会が去年に中国の春節を国連の祝日に指定する決議を全会一致で採択したことを踏まえて、「今年には春節が初めて国連の祝祭日カレンダーに載った。中国と中国国民が国連や多国間主義、世界の進歩に対して揺るぎない支持を与えてくれたことに感謝する」と述べました。

 外交部の汪文斌報道官は8日の定例記者会見で同件について記者から質問を受け、「今年の春節は、国連により国連の休日に指定されて初めての春節だ。世界各地はさまざまな方式で春節を祝っており、喜びやめでたい雰囲気を共有している。春節を迎えるにあたり、多くの国や国際機関の指導者が電話や書簡などさまざまな方式で習近平国家主席と中国国民向けにあいさつと祝賀を送る。グテーレス国連事務総長のほか、ベトナム共産党中央委員会のグエン・フー・チョン書記長、ラオスのトンルン国家主席、インドネシアのジョコ大統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領なども中国にあいさつを伝えた」と紹介しました。

 汪報道官によると、外国の指導者らは押しなべて、「中国式現代化は過去1年間、習近平主席の指導の下で新たな偉大な成果を収め、世界に新たなチャンスをもたらし、多くの発展途上国に新たな希望をもたらした。中国は国際的な公平と正義を守るために日増しに重要な役割を果たしている」などと表明した上で、一つの中国の原則を堅持することを重ねて表明し、「中国は辰年にも、力、知恵、革新精神により、引き続き全面的に開拓進取し、国際舞台でさらに注目される成果を収めると信じる」などと表明しているとのことです。なお中国では日本とは異なり、春節をもって1年の干支が切り替わります。(ミン・イヒョウ、鈴木)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集