マクドナルド 今年の新店舗の半数近くが中国で開店の予定

2024-02-07 16:21:33  CRI

 マクドナルドは5日、2023年12月31日までの第4四半期と通年の業績を発表しました。2023年通年の売上高は前年比10%増の254億9400万ドルで、純利益は同37%増の84億6900万ドルだったとのことです。

 中国の随所に見られるマクドナルド店舗

 特に目立ったのは、中国市場での好調でした。中国にあるマクドナルドは2023年末時点で5903店でした。通年の新規出店数は925店で、新規出店900店の年間目標が達成されただけではなく、出店ペースも過去最速でした。中国市場での新規出店数は、マクドナルドの国際フランチャイズ市場部門の新規出店数の67%に達したとのことです。

 マクドナルドのクリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は、「全体的に言えば、2023年の中国での業績は非常によかった。中国事業に満足している。力強い成長が実現した」と述べた上で、2028年までに中国での店舗数を1万店前後にまで増やす計画を明らかにしました。

 マクドナルドは今年も引き続き店舗の増加に力を入れ、年内に全世界で2100店以上を新規出店し、うち中国市場では約1000店を出店する予定です。

 マクドナルド中国の張家茵最高経営責任者(CEO)は、マクドナルド中国の鶏肉、バンズ、レタス、ジャガイモ、トマトなどでは90%以上を中国国内の供給者に頼っており、マクドナルド本社がマクドナルド中国の株を買い増すことは、中国事業が収入に貢献するだけではなく、メイド・イン・チャイナの価格優位性や中国事業が革新的なアイデアと実践を世界に輸出できることを好感していることを意味すると説明しました。(藍、鈴木)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集