北京
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今年の8日間にわたる春節休み(2月10~17日)は、海外旅行が旅行のハイライトとなっています。オンライン旅行会社大手の「去哪児(Qunar)」が春節期間の海外ホテルの予約データを分析したところ、1月以降、海外ホテルの予約件数は日ごとに増加し、前月比で2倍以上になっていることが分かりました。また航空情報専門サイト「飛常準」のデータによると、1月以降、中国と欧州間の航空便数は前月比で200便以上増加し、欧州便は2019年の約85%まで回復しています。
今年の春節の海外旅行の新たな特徴は、欧州でのディープな旅行です。スペイン、イタリア、英国、フランス、ドイツ、スイスの6カ国だけで、100都市以上が春節期間中に中国人観光客を迎えることになります。
パリ、ブダペスト、チューリヒ、ウィーンなど伝統的な人気都市以外にも、2割以上の旅行客が特色ある小さな町を選んでいます。ホテルの予約注文データを見ると、高級ワイン生産地フランスのブルゴーニュ、おとぎ話の町スイスのグリンデルワルドが新たな人気渡航先となっています。また、北欧5カ国が良質な氷雪資源を背景に人気が急上昇し、中国から多くの氷雪愛好家が集まります。シンガポール、タイ、マレーシアが相互ビザ免除政策を次々と導入したことで、シンガポール、タイのバンコクやプーケット、マレーシアのクアラルンプールや西海岸の各州が今年の春節の人気目的地となっています。(雲、榊原)
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