【CRI時評】中国の「春運」の新変化を通して世界は何を見るのか

2024-02-05 17:45:39  CRI

 多くの海外メディアの目には、中国の春運(中国の旧正月である春節の帰省Uターンラッシュ)は「年間を通して世界最大規模の人口移動」と映る。今年の春運は1月26日から3月5日までの40日間だ。中国の交通運輸部門は期間中、全国でこれまでの記録を上回る延べ90億人が地域をまたいで移動し、その規模は2023年の春運の2倍近くになると予想している。

 春運は中国の旅客移動が急成長していることを示すだけではなく、中国経済の回復がもたらす自信と活力をも現わしている。春節休暇中に旅行に出かける人数が記録を更新し、旅行の仕方にも多くの新たな変化がある。データは、春節期間中に旅行する住民の8割近くが自分で運転して出かける自家用車の旅を選んでいることを示している。インターネット、ビッグデータ、人工知能(AI)などの技術の普及と応用が、春運に新たな可能性をもたらした。

 中国の交通インフラが整備され、移動に対する概念が変化するのにつれて、春運の目的地はより多様化している。近年、中国は全世界最大の高速鉄路網、高速道路網、世界レベルの港湾クラスターを建設し、空路と海路は世界中に通じている。これは中国人の帰省の道のりを短縮するだけでなく、中国人をより多くの「遠い場所」まで行けるようにさせた。

 注目すべきは、春運の期間中、中国からの国外旅行と国外からの中国旅行の盛り上がりがもう一つのハイライトになる点だ。最近、中国はシンガポール、タイなどの国とのビザ免除政策を実施し、出入国を円滑化する多項目の措置を打ち出したことも相まって春節中の海外旅行ブームを押し上げた。旅行動向分析会社のスキフト(Skift)は、これをコロナ感染症の流行後に観光産業が徐々に回復してきている兆候であり、全世界の観光産業にとって一つの「歓迎すべきニュース」だとしている。

 旅行ブームから消費ブーム、にぎやかな交通の要衝から人々の行き交う市場まで、春運の慌ただしさは中国の都市と農村、地域間の経済の結びつきがますます緊密になっている姿を映し出し、より良い生活を求める中国人の願望を反映している。今年の春運の情景を通して、世界は活気に満ちた中国を目にすることになる。(CRI論説員)

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