北京
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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の旧正月恒例の年越し番組「春節聯歓晩会(「春節の夕べ」、以下「春晩」)」は1日、北京で記者会見を行い、2024年の演目や技術革新・応用のハイライトを紹介しました。メイン会場と4カ所のサブ会場の舞台美術デザインが同時に発表され、PR用のアニメ番組「春晩を見ながら辰(たつ)年を迎えよう」が正式にオンライン配信されました。
今年の「春晩」はテレビ、屋外の公共大型スクリーン、スマートフォンの3種類の端末での表示に対応し、全面的な超高画質制作を実現するということです。
優れた伝統文化と現代アートの革新的な融合も、今年の「春晩」のハイライトの一つです。史上初の試みとして、敦煌の芸術と工芸美術デザインの専門家である常沙娜さん(93歳)が、「春晩」のために「年錦図」という図案をデザインしました。美しくみやびやかで、趣のある伝統的な文様は、縁起の良さと喜びを意味し、幸福と繁栄へのあこがれを表しています。
今年の「春晩」は全国100都市以上の1000面余りの屋外スーパーハイビジョン大型スクリーン、世界6大陸34カ国、70都市の3000面余りの公共大型スクリーンでライブ中継され、紹介されることになっています。
また、CMG傘下のCGTN(中国国際テレビ局)の英語、スペイン語、フランス語、アラビア語、ロシア語チャンネルと68言語の対外ニューメディアプラットフォームは、世界200カ国・地域の1500以上のメディアとタイアップして、「春晩」の生中継と報道を行うということです。(Yan、坂下)
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