外交部 米国は中国人留学生を抑圧して制限をかけていると批判

2024-01-31 19:40:02  CRI

 外交部の汪文斌報道官は31日の定例記者会見で、「米国側はしばらく前から、政治上の目的に基づいて中国からの留学生に対していわれのない迷惑行為や尋問、送還を頻繁に実施してきた。大まかな統計によると、ワシントンのダレス空港だけで2023年11月末以降、合法的かつ有効な証明書を持った少なくとも8人の中国人留学生が米国側に理由なくいやがらせの尋問をされて送還された」と紹介しました。

 汪報道官は、「米国側の法執行部門の関連行為は当事者の正当で合法的な権益を著しく侵害し、中米の人的と文化交流と人の往来を妨害し、両国国民の交流の利便性を強化することについての中米首脳の共通認識に著しく反する。中国側はすでに米国側に厳重に抗議した」と述べました。

 汪報道官はさらに、「われわれは米国側に、いわゆる『国家安全』を口実に中国からの留学生を抑圧し制限することを直ちにやめ、米国在住の中国人学生と研究者の安全と合法的権益を着実に保障し、中米の人的と文化交流および人の往来への妨害を排除するよう促す。中国は断固たる措置により国家の安全と中国国民の正当で合法的な権益を守る」と強調しました。(雲、鈴木)

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