外交部 イスラエルとパレスチナ双方による和平交渉の早期再開を支持

2024-01-31 19:32:13  CRI

 

 外交部の汪文斌報道官は31日の定例記者会見で、記者から「最近になり、国連やEU、パレスチナなど、さらにイスラエルの関係シンクタンクも、イスラエルとパレスチナの紛争について国際平和会議をできるだけ早く開催するよう呼びかけていることに注目している。中国はこのことをどのように論評するのか」との質問を受けました。

 汪報道官は、「習近平主席はパレスチナ問題解決の立場と主張を繰り返し表明し、そのたびに国際平和会議の開催を呼びかけている。直近では昨年6月にパレスチナのアッバス議長が訪中した際に『3点の主張』を提起し、和平交渉の正しい方向を堅持し、国際平和会議の開催を推進することを明確に示した」と述べ、「中国はイスラエルとパレスチナの今回の紛争が勃発してから、国連安保理に『イスラエルとパレスチナ紛争の解決に関する中国の立場文書』を提出し、国際平和会議の早期開催を改めて呼びかけた。中国の主張は国際社会からますます認められている」と説明しました。

 汪報道官はまた、「中国は各方面と共に、より大規模で権威があり、実効性のある国際和平会議の早期開催を推進し、『2国家解決案』を実行に移すための具体的な日程表を制定し、イスラエルとパレスチナ双方の和平交渉を早期再開することを支持する。最終的にイスラエルとパレスチナ両国の平和共存、アラブとユダヤの2民族の調和的共存を実現させたい」と述べました。(雲、鈴木)

 

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