新疆コルガス検問所 果物と野菜の輸出が今年最初のピーク

2024-01-29 16:50:55  CRI

 辰年の春節(旧正月、今年は2月10日)が近づくにつれ、カザフスタンと隣接する町・新疆ウイグル自治区の霍爾果斯(コルガス)検問所では果物と野菜の輸出が今年最初のピークを迎え、1月の輸出量は前年同時期の4倍を上回る1万トンに達しました。

 ここ数日、コルガス最大の果物・野菜輸出基地では連日、自治区内や東部の山東省、西南部の四川省などから運ばれてきた1000トン以上のナシやリンゴ、ミカン、トウガラシ、キュウリなどの新鮮な果物と野菜がトラックに積み込まれ、カザフスタンやウズベキスタンなどの国々に向けて出荷されています。

 コルガス検問所では、貨物の通関時間をさらに短縮し、コストを低減させるために、中国・カザフスタン両国間の農業副産物の迅速な通関ルート「グリーンルート」を開設して貨物の通関プロセスを継続的に最適化するとともに、税関や出入国検査などの共同検査機関との連携・協力に力を入れ、通関効率の向上に最善を尽くしています。2023年のコルガスからの果物と野菜の輸出量は前年比154.6%増の約20万トンで、自治区内からの輸出全体の5割以上を占めています。今年コルガスからは現在までに500台以上のトラックで果物や野菜を輸出しており、輸出量は前年同時期より4倍以上多い1万トンを超えています。(朱、坂下)

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