タイ首相と王毅外交部長が会談

2024-01-29 19:00:14  CRI

 タイのセター首相は同国首都のバンコクで現地時間29日、王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長と会談しました。

 王外交部長は中国指導者からのあいさつを伝え、セター首相が中国を、就任後の東南アジア諸国連合(ASEAN)内の国以外の最初の訪問国にする事を称賛しました。

 王外交部長は、今回の訪問を通じて両国首脳の共通認識を実行に移し、各分野の協力を促進する考えを表明しました。王外交部長はさらに、「昨日はパーンプリー副首相との会談で、互いの支持を強化することで一致した。台湾問題は中国の主権と領土の完全性に関わる。タイが引き続き中国の統一事業を理解し、支持することを信じる」と述べました。

 セター首相は、「タイは両国関係を極めて重視し、一つの中国の政策を断固として支持する。王外交部長の訪問期間中、双方は互いのビザ免除協定を締結する。このことは、両国の経済と貿易、人と文化の交流、人々の友好の促進に役立つ。タイは『一帯一路』共同建設に積極的に参画する。両国の管理部門が意思疎通を強め、プロジェクトの実施を進め、地域の相互連結の水準を高めることを期待する。来年は両国の国交樹立50周年だ。双方は早急に計画を立て、ハイレベルの交流を保ち、各分野における協力を密にして、両国関係を促進させていく必要がある」と述べました。

 双方は会談後に、タイの農産物を中国に輸出する議定書の締結式に出席しました。(殷、鈴木)

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