北京
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シンガポール・マレーシア・タイの3カ国がいずれも中国人観光客に対してビザを免除したことで、多くの消費者が当該地域への旅行計画を立てるのに「とても便利になった」と前向きに評価しています。
上海市の女性は記者に対し、「とても便利だ。これからシンガポールやタイへは、普段北京や西北部に旅行するのと変わらずに行くことができる」「ビザなしの海外観光はずいぶん楽になる。これから旅行計画を立てるのに、この3カ国は優先順位が高くなる」などと話しました。
取材にこたえる上海市民
オンライン旅行プラットフォームによると、今年に入ってマレーシア、シンガポール、タイが相次いで中国人観光客を対象にビザを免除したのに伴い、今年の旧正月・春節には、以前から人気のシンガポール・マレーシア・タイ観光が、再びブームを巻き起こしそうだとのことです。
オンライン旅行プラットフォーム大手の「去哪儿旅行(Qunar)」(チューナー)の劉婷シニアマネージャーによると、シンガポール、タイのバンコク、プーケット、マレーシアなどが今年の旧正月・春節の人気海外旅行先で、ホテルの予約量はいずれもトップ10に入っています。
また、春秋旅行の周衛紅副総経理は、「マレーシアに続いて、最近シンガポールとタイも相次いで相互ビザ免除を発表したことで、旅行費用が節約できるだけでなく、必要な書類手続きも便利になった」と評価しました。
深セン新景界環亜休日旅遊有限公司の林広華副総経理は、これからはシンガポールのような比較的マイナーなコースをはじめ、家族旅行に適した商品をより多く設定し、市場のニーズに応えていくと意気込んでいます。(Yan、坂下)
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