CMGイベント「春晩序曲」ニューヨークでスタート

　中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）が実施するイベント「春晩序曲」の米国特別興行が、ニューヨークで現地時間26日に開催されました。同イベントは「中国の春節を過ごし、CMGの春晩（春節の夕べ）を楽しむ」をテーマに、春節の文化を絆として国際的な文化交流を促進し、異なる文化を相互に参照することを推進するものです。

　会場には中国の張軍国連大使、国連副事務総長でもあるモラティノス国連文明連盟上級代表をはじめ、米国、日本などの国連駐在使節や外交官など200人以上のゲストが出席しました。

CMGの慎海雄台長

　中国共産党中央宣伝部副部長とCMG台長を務める慎海雄氏はビデオ挨拶の中で、「春節は中華民族の最も重要な伝統的祝日であり、世界人口の約5分の1がさまざまな形で春節を祝っている。先日、第78回国連総会の協議は、春節を国連の休日に定める決議を全会一致で採択した。これは、中華文明と東洋文化の魅力の表れであり、国連が提唱する多元的で包容的な文化価値理念の体現である。大みそかに春晩を楽しむことは、すでに中国人の新年の風習になっている」と述べました。

中国の張軍国連大使

　張軍国連大使は、「春節は中国で生まれ、世界に属するものだ。国連総会の決議は、春節の世界的意義をさらに豊かにし、より多くの人が中国に近づき中国文化を味わうための新たな空間を開いた」と述べました。（Mou、謙）