北京
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23/19
中国と太平洋の島しょ国ナウルは24日、北京で国交回復に関する共同コミュニケに調印し、同日から外交関係を回復することを宣言しました。ナウルのエニミア外相は同日、北京の釣魚台国賓館で中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のインタビューに応じました。
エニミア外相は中国との国交回復について、「ナウルをより強力な発展に導く歴史的な瞬間であった。中国と国交を回復し、一つの中国の原則を認めることは、思いつきではなく、熟慮の末に下した決定である。現在、既に183の国が一つの中国の原則を認めている。これは今日の世界の流れである。国交回復は歴史的に正しい選択である」と述べました。
また、中国の提唱で進められている「一帯一路」共同建設については、「ここ数年、中国は『一帯一路』共同建設イニシアチブの下で太平洋の島しょ国との協力を展開し、工業生産やインフラ整備、民生分野の多くの重大プロジェクトに参与している。双方の協力は現地の人々に確かな利益をもたらすだけでなく、それぞれの地域で模範となる役割も果たしている。今回の中国とナウルの国交回復により、両国の協力の新たな一章が開かれた」と語りました。(鵬、坂下)
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