中国はクリーンエネルギーへのモデル転換の実践家=外交部

2024-01-26 20:01:04  CRI

 1月26日は、第1回クリーンエネルギーの国際デーでした。外交部の汪文斌報道官は同日の定例記者会見で、「エネルギーの転換は気候変動問題に関する国際的な枠組みの『パリ協定』の目標を実現し、グリーンで持続可能な未来に向かうために必ず通る道だ」と述べました。

 国際エネルギー機関(IEA)はこのほど発表した報告書で、「中国は今年中に、既定の2030年までの風力エネルギーと太陽エネルギーの発展目標を、計画より6年繰り上げて実現する可能性がある」と論じ、さらに2028年には世界の再生可能エネルギー発電量の60%近くが中国によるものになるとの見方を示しました。

 汪報道官は記者からの関連質問に対して、「中国は世界のエネルギーのクリーンモデル転換の実践家だ」と述べ、「中国は短期間で(先頭集団と)並走し、さらに先頭走者になるという転換を実現し、世界のエネルギー経済のモデルチェンジと世界経済の低炭素成長の推進に積極的に貢献している」と述べました。また、「中国の再生可能エネルギー発電設備の容量は2023年末時点で総設備容量の半分を超えていた。昨年の中国の(電気自動車など)新エネルギー自動車の生産台数は前年比35.8%増の958万7000台で、販売台数は同37.9%増の949万5000台に達した。いずれも世界の60%を上回っており、9年連続で世界一だった」と説明しました。(朱、鈴木)

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