対中投資は近年の高い水準を維持

2024-01-26 20:47:01  CRI

 国務院報道弁公室は26日午後に行った記者会見で、安定の中で前進を求め、前進しつつ安定を促進する取り組みや、ビジネスの質の高い発展で獲得した新たな飛躍について紹介しました。

 記者会見に臨んだ商務部の王文涛部長は、「中国の資金導入規模は依然として近年における高水準にある。昨年の対中投資は実行ベースで1632億5000万ドルだった。2022年よりは減少したが、2021年と2022年の2つの比較的特殊だった年に次いで、史上3番目に高かった」と説明しました。

 王部長はまた、「資金導入の構造は最適化され続けている」と強調しました。王部長は、対中投資のうちハイテク関連の比率は前年より1.3ポイント上昇して37.4%に達し、過去最高を更新したと指摘し、さらに製造業に関連する投資の比率は1.6ポイント上昇して27.9%に達したと説明しました。

 昨年の国別投資状況を見ると、カナダや英国、フランス、スイス、オランダなどの先進国からの投資が大幅に増加し、欧州連合(EU)や、米国、日本資本による外資企業設立数は増加に転じたとのことです。

 王部長はさらに、「短期外資のデータにはいくつかの変動が見られるが、これは経済法則に合致する現象だ。特に一部の大型プロジェクトの実施は、その年と翌年、翌々年の変動に影響を与える」と指摘した上で、「中国経済が長期にわたり良好な状態に向かう基礎的条件は変っていない。特に、中国は対外開放という基本的国策を堅持し、各国企業の投資を歓迎している」と強調しました。(朱、鈴木)

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