北京
PM2.577
23/19
中国チェーン経営協会がこのほど、全国のコンビニエンスストア企業59社および経営する店舗11万638店を調査したところ、2023年には中国のコンビニ業界全体の売り上げが好調で、コンビニ企業の81.4%で売り上げ増額が前年よりも増加したことが分かりました。
北京の地下鉄駅構内のコンビニエンスストア
調査対象になったコンビニ企業では、新規出店が1万3148店舗、閉店が4076店舗で、店舗数は9072店増加しました。
また、2023年にはコンビニ企業の来店者数が回復し、調査対象企業の55.9%で来客数が前年よりも増加しました。さらに調査対象企業の61.0%で2023年のオンラインでの売上高が前年よりも増加しました。ただし2022年に比べ、オンライン販売の伸びは鈍化し、実店舗の客数回復がオンライン販売にある程度取って代わったことが示されました。
今年の発展戦略では、調査対象企業の71.2%が拡張戦略を選択し、半数の企業が既存地域でのビジネス拡大を考えています。ビジネスの縮小を選択した企業はありませんでした。(Mou、鈴木)
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