北京
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米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は現地時間24日、テスラの財務報告会議で中国の自動車製造企業との協力の可能性についての考えを求められました。テスラ氏は、「中国の自動車メーカーの競争力は世界で最も強い。それらの企業は中国以外の国々においてもより大きな成果を遂げる可能性がある。実現するかどうかは、関税政策や貿易障壁次第だ」と答えました。
マスク氏とその家族
マスク氏はさらに、「貿易障壁を撤廃すれば、中国の自動車メーカーはほとんどの外国の競争相手をほぼ“総なめ”にする。中国の自動車メーカーは極めて良好だ」と評価しました。
マスク氏はテスラについて、「(世界最大級の急速充電ネットワーク)スーパーチャージャーの利用以外に、他の自動車企業との協力の明らかな機会は見いだせられない」と述べました。
報道によれば、テスラは全世界において、EV大手の比亜迪(BYD)をはじめとする中国企業との日増しに激しくなる競争に直面しています。BYDは昨年10-12月、94万4779台(うちEV車は52万6409台)を販売して、初めてテスラを超えて世界最大のEVメーカーになりました。
テスラは昨年、競争の激化と政策の不確実性の影響を受けて数回にわたり価格を引き下げ、今月には中国市場において価格を再び引き下げました。それ以外にも欧州市場でも数車種の価格を大幅に引き下げました。(殷、鈴木)
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