北京
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上海市に本社を置く民間航空会社の吉祥航空は23日、エアバスA320neo機を投入した上海浦東空港と旭川空港を結ぶHO1381便の初運航を行いました。同路線は、吉祥航空が2024年の春節(旧正月)の特別輸送体制「春運」の期間に合わせて追加した、初の北東アジア方面への国際線の一つです。
新設された上海浦東-旭川路線の運航日は毎週火曜と土曜です。運航計画では、往路のHO1381便は上海浦東空港を午前10時10分に出発して、旭川空港に現地時間午後2時10分に到着します。復路のHO1382便は旭川空港を午後3時半に出発して、北京時間午後7時55分に上海浦東空港に到着します。
旭川は北海道の中央部にあり、冬にはスキ-や親子で楽しめるアトラクションが豊富なことで知られています。これまで、中国から旭川へは札幌から陸路で向かう必要がありましたが、この直行便の開通により、上海からであれば旭川まで直接行けるようになりました。
吉祥航空は2024年の「春運」期間中、上海、南京、北京、海口から北東アジア方面に向かう国際線計14路線を運航し、東京、大阪、名古屋、札幌、旭川、済州島など日本と韓国の6都市に週100便近い直行便を運航します。さらに今年2月2日には、上海浦東からロシアのウラジオストクへの直行便が週2便運航を再開し、北東アジア地域での輸送ネットワ-クがさらに強化されます。(hj、鈴木)
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