中国ナウル国交回復について外交部が説明

2024-01-24 19:21:16  CRI

 中国共産党中央政治局委員を務める王毅外交部長は北京市内で24日、中国を訪問中のナウルのエニミア外相と「中華人民共和国とナウル共和国の外交関係回復に関する共同声明」に署名しました。両国は大使レベルの外交関係を即日回復することで合意しました。

 外交部の汪文斌報道官は同じ日の定例記者会見で同件について、「ナウルは中国の183番目の国交樹立国になった。中国とナウルの国交回復は、世界には一つの中国しかなく、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法的政府であり、台湾は中国領土の不可分の一部であることを改めて物語る。このことは否定できない客観的事実であり、国際社会における普遍的な共通認識であり、公認された国際関係の基本的な準則でもある」と強調しました。

 汪報道官はさらに、「中国の主権と領土保全は挑発的行為を許さず、(国連における中華民国の地位を否定して中華人民共和国の地位を認めた)国連総会の2758号決議の歪曲を許さない。中国統一という歴史的大勢を阻むことはできず、一つの中国の原則を堅持する国際的大家族は立ち会わねばならない」と述べました。

 汪報道官はまた、「中国と太平洋島しょ国の関係は深く発展しつつある。中国との国交回復はナウルと太平洋の島しょ国各界の普遍的な期待であり、双方の根本的かつ長期的な利益に合致する。両国関係の新たな1ページが開かれた。両国はすでに友好協力、共同発展の扉を開いた。中国は『四つの十分な尊重』政策を堅持し、平等往来、相互尊重、協力とウィンウィン、開放と包容を基礎に、ナウルとの各分野の交流と協力を展開し、両国国民とその子孫に幸せをもたらす」と語りました。(ミン・イヒョウ、鈴木)

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