北京
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商務部の公式サイトによると、2023年に中国は電子商取引(EC)分野で質が高く、力強い成長を実現しました。通年のオンライン小売額は11%増の15兆4200億元(約308兆円)で、11年連続で世界1位のネット小売市場の座を保っており、実物商品のオンライン売り上げが社会消費財小売総額に占める割合は27.6%に増え、過去最高を記録しました。
グリーン、ヘルシー、スマートな商品や中国の要素を取り入れている「国潮」商品に人気が集まり、国産ブランドの売上高が重点モニタリングブランドに占める割合は65%を超えています。オンライン旅行、オンラインレクリエーション、オンライン飲食の売上高のオンライン小売販売への寄与率は23.5%で、そのうちオンライン旅行の売上高は237.5%増、オンラインレクリエーションの売上高は102.2%増(うちコンサートのオンライン売上高は約42倍に増加)でした。オンライン飲食の売上高は29.1%増加し、飲食消費総額に占める割合は22.2%と一段と高まったことが分かりました。
「シルクロードEC」のパートナー国は30カ国に増えました。上海の「シルクロードEC」協力先行区では34項目の課題が始動し、オンラインとオフラインの越境EC協力がいっそう深まり、国内の主要ECプラットフォームからの輸入商品の売上高は2903億4000万元(約5兆8068億円)に上り、消費の選択肢がより豊富で多元的になっています。(Yan、野谷)
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