北京
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中国の旧正月・春節が近づいています。市場では海鮮類や花などの商品が人気を集めています。
旧暦の12月に入り、福建省福州市羅源県でアワビの選別作業がピークを迎えました。広い海面に浮かんでいる青い浮き球の下にぶら下がっているのがアワビの養殖ケージです。漁民らが新鮮なオゴノリをかごに入れています。これはアワビの大好きな良質な餌です。
近くの海上プラットフォームでは、一部の漁民が大きさによって、アワビを一個一個丹念に選別して異なるかごに入れます。これはアワビの稚貝を分ける作業で、その後もアワビはしばらく養殖され、大きさに基づいて、出荷の時期をずらして販売されます。羅源県で1年に出荷されるアワビは10万トン余り、売上は30億元(約610億円)に達しているとのことです。
春節が近づくにつれて、新年用の花を購入する客もますます増えています。伝えられたところによると、北京市では市民の花購入のニーズを満たすため、800万鉢以上が販売される予定です。また、実店舗と同時にオンライン販売もおこなわれ、市民が花を購入することはより便利になります。(任春生、野谷)
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