北京
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23/19
外交部の毛寧報道官は16日の定例記者会見で、フィリピン大統領が行った台湾関連の発言について、「中国は強い不満と断固たる反対を表明する」と述べました。
フィリピンのマルコス大統領は15日、SNS上で、台湾が称するいわゆる“総統”選当選者にお祝いのメッセージを投稿しました。毛報道官はこれに対し、「マルコス大統領の言論は一つの中国の原則と、中国とフィリピンの国交樹立時の共同コミュニケに著しく違反し、フィリピン側が中国と行った政治的約束に甚だしく背き、中国の内政に乱暴に干渉するものである。中国は既にフィリピン側に強く抗議した」と強調しました。
毛報道官はその上で、「フィリピンは、台湾問題において火遊びをしてはならない。台湾に関する問題での誤った言動を直ちにやめ、『台湾独立』を図る分裂勢力に誤ったシグナルを送ることをやめるよう忠告する。マルコス大統領には、台湾問題の経緯を正しく理解し、正しい結論を見出せるように、もっと学んでくれるよう提案する」と述べました。(鵬、坂下)
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