北京
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自閉症の子どもの絵から生まれたドレスを着る人気女優・楊冪
中国の人気女優・楊冪(ヤン・ミー)がこのほど、中国のSNS微博(ウェイボー)プラットフォームが主催したイベントで、白いドレス姿を披露し、注目と話題を集めています。話題になったのは、この白いドレスの模様が、自閉症の子どもが描いた絵でできているからです。楊冪はこのドレスを、「私が着た最も美しいドレスだ」と評価しています。
自閉症の子どもは、一般的に交流、言語、行動面でさまざまな障害を抱えています。しかし、独特の創造力と才能があり、彼らの独自の視点と奇想天外な想像力は、しばしば人々を驚かせる作品を生み出しています。
37歳の楊冪は2017年、テレビドラマ『三生三世十里桃花(邦題:永遠の桃花〜三生三世〜)』の主演を務め、人気を集めました。今回、楊冪がウェイボーのイベントに出席した際に着用した白いドレスが自閉症の子どもの絵を要素として採用したことは、想像力に満ちたデザインをもたらしただけでなく、より多くの人が自閉症の子どもに注目することにもつながります。
楊冪は今回のドレスについて、「このドレスが大好き。これは私が着たドレスの中で一番美しいドレスだ。自閉症の子どもたちの内面は多彩で、彼らの作品は美しさと芸術的価値に満ちている。このようなユニークな方法でより多くの人に自閉症の子どもたちに関心を持ってもらいたい。こうした子どもたちは、大きな困難や課題に直面しながらも、無限の可能性と創造性を持っている。こうした子どもたちの才能や創造性をアピールできる場や支援の機会を増やしてほしい」と語りました。(RYU、野谷)
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