中国外交部とアラブ連盟事務局 イスラエルとパレスチナ紛争に関する共同声明を発表

　王毅外交部長は14日、アラブ連盟を訪れ、ゲイト事務局長と会談を行いました。

　双方はイスラエルとパレスチナ紛争について踏み込んだ意見交換を行いました。

　具体的には、直ちに全面的に停戦し、国連安保理と国連総会がガザ情勢とイスラエル・パレスチナ紛争について採択した関連決議を全面的かつ効果的に実行すること。国際社会が積極的に行動し、情勢の早期沈静化と停戦の実現を推進すること。パレスチナの前途と運命に関わるいかなる取り決めも「パレスチナ人によるパレスチナ管理」の原則に従うこと。「二国家解決案」は終始、ガザ地区とヨルダン川西岸（東エルサレムを含む）のパレスチナ国民の運命に関わる今後のあらゆる計画を立てる基礎であること。パレスチナ問題の包括的で公正かつ永続的な解決を実現するために、着実かつ効果的に努力すること。イエメンの国家主権と領土保全を尊重し、パレスチナとイスラエルの和平交渉の再開を促し、イスラエルとパレスチナの平和共存を実現するために合意することなどが呼びかけられました。（雲、坂下）