台湾地区の選挙は中国の内政 一つの中国の基本事実は変更不能=外交部

2024-01-15 20:19:06  CRI

 

 外交部の毛寧報道官は15日の定例記者会見で、「台湾地区の選挙は中国の内政だ」として、「選挙の結果がどうであれ、世界には一つの中国しかなく、台湾が中国の一部であるという基本的な事実を変えることはできない」と強調しました。

 毛報道官は関連質問に答えて、(台湾海峡の)両岸は同じ一つの中国に属し、台湾は中国領土の一部だと述べ、「台湾地区の選挙は中国の地方の事情だ。選挙の結果がどうであれ、世界には一つの中国しかなく、台湾が中国の一部であるという基本的事実を変えることはできず、一つの中国の原則を堅持する国際社会の普遍的共通認識は変えられない。海峡両岸はまだ統一されていないが、中国の主権と領土は一度も分割されたことがなく、台湾が中国領土の一部であるという法的地位と事実も変わっていない。これが台湾海峡問題の真の現状だ」と重ねて言明しました。

 毛報道官はシンガポール外務省報道官が選挙に関して「歓迎」と「祝意」を表明したとの報道について、「中国はただちにシンガポールに厳重抗議した。シンガポールの首脳はこれまで何度も『台湾問題は中国にとっての(譲歩できない)レッドライン中の最も重要なレッドラインだ』と表明してきた。中国はこの言い方を重視する。シンガポールが一つの中国の原則を厳格に守り、実際の行動で中国とシンガポールの友好関係の大局を守るよう望む」と表明しました。(ヒガシ、鈴木)

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