北京
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国務院報道弁公室は12日午前、2023年通年の輸出入状況に関する記者会見を行い、記者の質問に答えました。
税関総署の王令浚副署長によると、2023年の中国の輸出入は全体的に成長傾向にあり、7年連続で世界最大の貨物貿易国の座を維持し、引き続き経済を支える役割を果たす見込みだということです。対外貿易の安定した成長を支えている要因について、主に三つの点を挙げました。
一つ目の要因は、対外貿易の安定した発展を継続的に下支えする関連政策です。各地方・各部門は対外貿易の安定促進・質の向上に関する党中央と国務院の指示に徹底して取り組み、対外貿易発展の基盤を安定させると同時に、新たな原動力を引き出しています。
二つ目の要因は、中国の極めて大規模な市場と生産能力の優位性です。中国は2023年に5兆元(約101兆円)を超える大口商品を輸入し、各国企業に広大な市場と協力のチャンスを提供しました。また、23兆5100億元(約476兆5000億円)の製造業製品を輸出し、海外市場の需要を満たしました。中国の伝統要素を取り入れたおしゃれな国産品も海外に進出し、多くの外国の消費者を魅了しています。
三つ目の要因は、対外貿易に携わるそれぞれの企業の勤勉な努力です。2023年に中国で輸出入業務に携わった実績のある対外貿易企業は64万5000社に達し、過去最高を記録しました。これらの対外貿易企業は国際ニーズの変化に対応して積極的に市場を開拓し、受注に取り組み、新たな発展空間を切り開くために力を入れ続けました。(怡康、坂下)