米英、イエメンのフーシ派拠点を標的に空爆実施

2024-01-12 12:19:35  CRI

 中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の報道によると、イエメンで現地時間12日未明、フーシ派支配地域が米軍の空爆を受けたということです。同国の首都サナアや、ホデイダ市内でそれぞれ爆発音が聞こえました。

 米当局者は現地時間11日、米国と英国がイエメン国内のフーシ派関連の拠点を標的として空爆を実施したと明らかにしました。

 米国と英国によるフーシ派への攻撃は、昨年末にフーシ派が紅海を航行する国際船舶に対して攻撃を仕掛けて以来となります。

 これまでの報道によると、イエメンのフーシ派指導者アブドルマリク・フーシ氏は現地時間11日、「米国がフーシ派を狙って行ういかなる攻撃も、フーシ派からの反撃を受けることになる。今後フーシ派の反撃はさらに激しくなるだろう」との談話を発表しました。

 イエメンのフーシ派は現地時間10日午後、「昨年12月31日にフーシ派の高速艇3隻が米軍に撃沈され10人が死亡した事件に対する報復として、フーシ派は9日夜、米軍艦を狙ったミサイルや無人機による攻撃作戦を展開した」との声明を発表しました。(ミン・イヒョウ、坂下)

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