北京
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国務院報道弁公室が12日に開いた記者会見によると、中国の2023年の物品貿易総額は予測を上回り、41兆7600億元(約835兆2000億円)となりました。うち、「新三様(新御三家)」と呼ばれる電気自動車(EV)、リチウムイオン蓄電池、太陽電池の輸出額は合計1兆600億元(約21兆2000億円)に上り、初めて1兆元(約20兆円)の大台を突破しました。
税関の統計によると、中国の2023年の物品貿易総額は前年比0.2%増の41兆7600億元で、うち輸出は同0.6%増の23兆7700億元(約475兆4000億円)、輸入は同0.3%減の17兆9900億元(約359兆8000億円)でした。
そのうち、「一帯一路」共同建設国との貿易額は同2.8%増の19兆4700億元(約389兆4000億円)で、貿易総額の46.6%を占め、前年から1.2ポイント上昇しました。中南米は同6.8%増の3兆4400億元(約68兆8000億円)、アフリカは同7.1%増の1兆9800億元(約39兆6000億円)でした。第4四半期(10-12月)の欧州連合(EU)、米国との貿易額は共に回復傾向にあり、通年ベースの貿易額はEUが5兆5100億元(約110兆2000億円)で貿易総額の13.2%を占め、米国は4兆6700億元(約93兆4000億円)で貿易総額の11.2%でした。
輸出においては、安定した製品の競争優位性があり、輸出の原動力が豊富で活力に富んでいます。中国の2023年の電気機械製品の輸出額は前年比2.9%増の13兆9200億元(約278兆4000億円)で、輸出総額の58.6%を占めました。中でも「新三様」のEV、リチウムイオン蓄電池、太陽電池の輸出が好調で、輸出額は合計1兆600億元に上り、伸び率は29.9%となりました。(Yan、藤井)
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