言語学術誌『咬文嚼字』選出2023年流行語ベスト10(上)

2024-01-08 16:26:06  CRI

 中国の『咬文嚼字』という名前の言語学関連の学術誌では、毎年12月初めに、2023年の流行語ベスト10を発表します。今回は2023年に発表された流行語ベスト10から5つ選んでご紹介します。

 

新质生产力(xīnzhì shēngchǎnlì)新たな質の生産力

 これは、2023年9月に習近平国家主席が黒竜江省を視察したときに初めて打ち出した経済関係のキーワードです。従来型の生産業は、大きな投資と労働力、つまり「量」に支えられてきました。これに対し、新质生产力は高度な科学技術やイノベーションが主導する生産力で、これからのデジタル時代の推進力になっていくものです。

双向奔赴(shuānɡxiànɡ bēnfù)互いに歩み寄る

 双向奔赴は、ある事柄に関連する人々が、共通の目標に向かって共に努力し、互いに歩み寄るという意味になります。

 元々は、人と人との関係を指すことが多かったのですが、最近では、会社と会社、国と国が互いに歩み寄るという意味にも使われるようになっています。

人工智能大模型(réngōng zhìnéng dà móxíng)大規模言語モデル、LLM

 2023年は「ChatGTP」が世界で大きな話題になりました。中国にも人工智能大模型を利用したいくつかのサービスがあります。百度(Baidu)の生成AI「文心一言」などはすでに、社会の生産や生活で幅広い影響を及ぼすようになっています。

村超(cūnchāo)村サッカー・スーパーリーグ

 貴州省のミャオ族やトン族が住む自治州の村で行われたサッカー・スーパーリーグのことです。

 開幕から、1試合当たりの観客数は最高で6万人以上、インターネット上の視聴回数は延べ480億回以上に達するなど、各種データで過去最高記録を塗り替えりました。

特种兵式旅行(tèzhǒngbīng shì lǚxíng)特殊部隊式旅行

 軍隊の特殊部隊のことで、最小限の時間とお金で、たくさんの観光スポットを巡る旅のスタイル、日本でいうところの「弾丸旅行」です。

 「特殊部隊式旅行」をしているのは、ほとんどが若者です。一部には、「SNS用の写真をとるだけの旅」といった声もありますが、一方では、自分を解放できる旅をしたいけれど、時間もお金もない若い人たちのやむを得ない選択だという人もいます。

ラジオ番組
KANKAN特集