中国、2023年に海外からの機関投資家81社の進出を承認

2024-01-04 12:43:43  CRI

 中国証券監督管理委員会(証監会)のデータによると、2023年を通して、中国市場への進出が承認された適格海外機関投資家の数は増加し続け、海外の機関投資家は中国国内の資本市場での業務に積極的に取り組んでいます。

 それによると、2023年1月から11月までに、75の海外機関投資家が業務許可を与えられました。さらに2023年12月には、6機関が、新たに証監会の承認を受けました。2023年には累計15の国、地域、国際機関の81の機関投資家が適格海外機関投資家としての業務資格を取得しました。

 現在、海外の投資家が国内資本市場に投資する場合、「滬深港通(上海・深セン・香港の金融市場を結ぶストックコネクト)」「債券通(ボンドコネクト)」などを含む相互接続メカニズムを利用することもできれば、適格海外機関投資家資格を申請することもできます。ここ数年、海外投資家の国内の資本市場への進出意欲は着実に強さを増しており、特により広い範囲の標的に投資することを望んでいることから、適格海外機関投資家資格を申請し、より豊富な金融サービスを提供することが、海外の金融機関の選択肢となっています。

 証監会のデータによると、2003年に初めて適格海外機関投資家が承認されてから2023年末までに、世界の主要な政府系ファンド、商業銀行、投資銀行、保険会社などを含む802社の適格海外機関投資家が証監会から中国の資本市場参入を承認されています。(Mou、坂下)

   

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