北京
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23/19
3日に開かれた外交部の定例記者会見で、記者から、「今年は中国が特許協力条約(PCT)に加盟して30周年となる。特許の国際協力や知的財産権のグローバルガバナンスを推進するために中国は具体的にどんな取り組みをしているのか」と質問がありました。
汪文斌報道官は、「中国の特許出願人がPCTを通じて提出した国際特許出願件数は4年連続で世界1位となった。中国は名実ともに知的財産権大国であり、世界のイノベーションマップの重要な拠点となっている」と述べました。
汪報道官はまた、「中国は知的財産権の質と収益を絶えず向上させ、イノベーションの活力を加速させている。現在、中国の太陽電池の世界特許出願件数は12万6400件で世界第1位となっている。中国の新エネルギー自動車販売ランキング上位10位の重点企業の世界有効特許件数は10万件を超え、グリーン低炭素産業をリードし、世界経済の回復を支援している」と指摘しました。
汪報道官は、さらに「中国は知的財産権分野の対外開放を絶えず拡大し、市場化、法治化、国際化の一流のビジネス環境を持続的に構築している。また、海外の出願人が中国で知的財産権関連のビジネスを展開する意欲も引き続き高まっている。データによると、ここ10年で『一帯一路』共同建設の115の国が中国で出願した特許は25万3000件に達し、年平均で5.4%増加した。2022年末までに、中国における海外の発明特許の有効件数は86万1000件に達し、前年同期比で4.5%増加した。これは中国の知的財産権保護に対する外資系企業の認識を十分に反映している」と語りました。(任春生、NM)