スキーに映画 年末年始の豊富な楽しみ方が消費を刺激

2024-01-03 13:09:18  CRI

 この年末年始の連休期間(2023年12月30日から24年1月1日まで)は、中国全土でウインタースポーツイベントがにぎわい、飲食業が活気づき、観光地やリゾートを大勢の人が訪れました。

 特に目玉となっていたのはウインタースポーツです。多くの地域でウインタースポーツ資源を生かした消費シーンが構築され、国内人気都市の航空券予約数は2023年同期より大幅に増加しました。ハルビン氷雪大世界では、黒竜江地域の文化とウインタースポーツを結びつけて1千カ所以上の氷雪の景観がつくられ、アップグレードされた氷の滑り台が観光客の人気を集めました。新疆ウイグル自治区アルタイ地区では、ウインタースポーツ産業がけん引するナイトエコノミーが消費の活力を引き出しており、アルタイ地区の各スキー場はゲレンデなどのインフラを全面的にアップグレードするとともに、ナイター営業を開始してスキーヤーに喜ばれています。

 この連休中、全国の重点商業エリアやショッピングセンターも客足がピークを迎え、豊富なショッピング体験によって消費の高度化が促されています。北京の王府井歩行街(歩行者天国)では、子どもの写真撮影に適した体験機器やミニライブコンサートなど、多彩な文化展示や販促イベントが行われました。

 連休中の映画興行収入は15億元(約298億円)を超え、過去最高を記録しました。国家映画局が1月2日に発表したデータによると、この年末年始の連休中の映画興行収入は15億3300元(約304億円)で、同じ上映期間の新記録を樹立しました。観客動員数は3660万人、国産映画興行収入は14億元(約280億円)で、市場全体に占める割合は92.04%となりました。(ヒガシ、謙)

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