ジャカルタ・バンドン高速鉄道 利用者数100万人突破

2023-12-27 11:50:41  CRI

 改札に入る列 

 東南アジア初の高速鉄道、インドネシアの首都ジャカルタと西ジャワ州の州都バンドンを結ぶジャカルタ・バンドン高速鉄道、愛称「Whoosh(ウーシュ)」は、10月17日の開業からの利用者数が12月24日時点で100万人を突破し、平均乗車率は90%であることが、同高速鉄道の建設と運営を担うインドネシア中国高速鉄道(KCIC)のまとめで分かりました。沿線住民や観光客に交通利便性をもたらしています。 

 25日午前、ジャカルタのハリム駅の待合室では、大勢の乗客が乗車を待っていました。新年の連休期間ということもあり、多くの市民が休暇を過ごすために高速鉄道でバンドンに向かいました。乗客の1人、リリさんは「これはインドネシア初の高速鉄道なので、インドネシア人としてとても誇らしく思う。今は学校が休みなので、子どもを連れて体験してみたい」と語りました。 

 23日はインドネシアの法定休日と週末が重なったため、ハリム駅の旅客数は激増しました。KCICは乗車券の前売り状況に合わせて、運行本数を8本増やして48本としました。 

 ウーシュは地元住民に交通利便性をもたらすほか、沿線の経済成長も後押ししています。これについて、乗客のアンニットさんは「経済面では、ウーシュはインドネシア経済に力添えしている。バンドンへ行くのがとても便利になり、買い物や旅行ができる。インドネシアの観光業や経済成長にとってメリットがある」と期待を寄せていました。(Lin、柳川) 


 

   

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