「平和、発展、協力、ウィンウィン」 世界的視野における中国の2023年

2023-12-27 16:58:57  CRI

 2023年は激動の年でした。ロシアとウクライナの衝突、イスラエルとパレスチナの衝突、ポストコロナウイルスの経済と民生への衝撃は依然として続いています。世界では百年に一度の激変が続いています。しかし、2023年はまた、人類が平和、発展、協力、ウィンウィンの未来を創るために努力し続けた年でもありました。

 2023年は中国式現代化建設が重要な進展を遂げた年でした。多くの専門家や学者、企業のリーダーは、中国を理解する鍵になるのは中国式現代化の過程における戦略や方法を理解し、世界に対する意義を見抜くことだと考えています。

 ジョージ・ブッシュ米中関係基金のニール・ブッシュ会長は、「中国政府は長期的な計画で質の高い発展を導くことに長じている。中国式現代化の理念はグリーン発展を重視することだ。中国はそのために中央政府から地方に至るまで、充実した発展計画を打ち出している」と述べました。

 中国式現代化は中国のものだけでなく世界のものでもあります。資生堂中国地域CEOの梅津利信氏は、中国が質の高い発展の道を歩み、革新を絶えず奨励することは、世界経済の発展のための新たなチャンスであり、外資系企業である資生堂も恩恵を得続けているとの見方を示しました。

 2023年は「一帯一路」イニシアチブが打ち出されて10周年でした。イランの著名な国際問題専門家であるテヘラン大学のサイード・ムハンマド・マランディ教授は、「この10年間で、貿易の方式で変化が発生した。(アジアと欧州を結ぶ特別貨物列車の)『亜欧班列』の運行開始に伴って、従来の海運への依存が弱まり、中央アジアの地縁的重要性が高まった。このことはイランや中国など多くの国に利益をもたらしている」と強調しました。

 習近平国家主席が提案したグローバル発展イニシアチブ、グローバル安全イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブは、国際社会から広く支持され、積極的な反応を得ています。

 韓国延世大学の文正仁教授は、「中国が提案したグローバル発展イニシアチブは、多国間主義貿易で経済協力を推進し、発展途上国の持続可能な発展を支援する。だからこそ、平和発展の基礎なのだ」と指摘しました。(朱、鈴木)

ラジオ番組
KANKAN特集