周辺国との友好協力と利益の融合を深めていく＝外交部

　26日に行われた外交部の定例記者会見で、記者から「習近平国家主席が先日、ベトナムを公式訪問したが、これは中国による今年の首脳外交の締めくくりであり、『親・誠・恵・容』（周辺国と親しく付き合い、誠意を尽くし、互恵原則に基づき、広く包容する）という周辺外交理念の重要な実践でもある。中国は今後、この理念をどのように発揚して、周辺諸国との友好協力を固めていくのか」との質問が出されました。

　これに対し、毛寧報道官は「『親・誠・恵・容』周辺外交理念が提起されてから今年で10年目となる。この10年間、中国はこの重要な理念を積極的に実行し、外交全般の中で一貫して周辺国との外交を最優先に位置づけてきた。中国は周辺諸国と広く戦略的協力パートナーシップを構築し、十数カ国と運命共同体の構築についての共通認識に達した」と説明しました。

　毛報道官はさらに、「習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席のベトナム訪問が円満な成功を収めたことは、中国の『親・誠・恵・容』周辺外交理念の新たな生き生きとした実践となった。中国は今後も周辺諸国との友好協力と利益の融合を深め、周辺諸国に中国式現代化のより多くの恩恵をもたらし、共にアジアの現代化プロセスを推進していく」と述べました。（鵬、坂下）