中国国産初の大型クルーズ船が「客」を乗せての試験運航を開始

2023-12-23 16:07:25  CRI

 中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号」(アドラ・マジックシティー)が23日、初の試験運航を始めました。実際の運営状態をシミュレーションし、海事管理やサービスなどの全面的なテストを実施し、クルーズ船の運営能力を検証します。

 中国のクルーズ船運航会社の愛達郵輪(アドラクルーズ)の国佳業務開発ディレクターは、「試験運航には業界の専門家を招いて体験していただく。1回目の試験運航ではサービスの流れやチームワーク、サービス体験など多くの面のテストを行う」と説明しました。

 1回目の試験運航は25日に終了します。1回目の乗客が下船した後に2回目の試験運航参加者を乗船させることで、乗客をスムーズに乗り降りさせる能力を検証します。2回の試験運航を通じて、2024年1月1日に始まる商業運航での乗客へのより良いサービス提供を目指します。

 2回目の試験運航では日本や韓国に寄港して、現地の通関部門との業務連携や組織力を高める方法などを模索する予定とのことです。(ZHL、鈴木)

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