国連総会 中国の春節を国連の休日とする決議を採択

2023-12-23 14:52:19  CRI

 第78回国連総会は22日、中国の春節(旧正月)を国連の休日とすることを全会一致で採決しました。

 国連駐在中国代表団の戴兵次席大使は採択後、「春節は中国の伝統的民俗の祝日だ。一家団欒(だんらん)で新年を迎える日であり、平和・和睦・調和などという中華文明の理念を伝承するだけでなく、家族が仲睦まじくて社会が包摂的であり、人と自然の調和と共生など全人類共通の価値をも担っている。多くの国と地域が春節を法定休日としており、世界人口の5分の1がさまざまな形で春節を祝っている」と説明しました。

 戴次席大使はまた、「中国が春節を国連の休日にするよう推し進めたことは、グローバル文明イニシアチブを実践し、世界文明の多様性への尊重を提唱する実際の行動だった。春節が正式に国連の休日となったことは、中華文明の発信力と影響力を十分に示し、世界のさまざまな文明の交流と相互参照を力強く促進するものだ。国連が提唱する多元的で包容的な文化価値理念が積極的に体現されることになる」と述べました。

 国連事務総長は毎年の春節に祝辞を発表し、中国および春節を祝うすべての国の人々に祝日のあいさつと祝福を送っています。(張、鈴木)

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