グリーンシルクロードは強大な生命力と動力を出現させる＝外交部

　外交部の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、記者から「中国は何年も前からグリーンシルクロードの共同建設を明確に打ち出してきた。中国はこれまで、『一帯一路』共同建設を通じてグリーン発展のためにどのような貢献をしてきたのか。どのような経験を積んだのか」との質問を受けました。

　汪報道官は「グリーンシルクロード建設は、『一帯一路』共同建設による質の高い発展の重要な内容だ。世界のグリーン低炭素発展の潮流に順応しており、共同建設国が環境保護を促進し、気候変動の課題に対応し、国連の持続可能な開発目標『2030アジェンダ』を実現するための経験と道筋を提供し、強大な生命力や活力、動力を出現させるものだ」と述べました。

　汪報道官はまた、「中国と共同建設国はこの10年間で、『一帯一路』グリーン発展パートナーシップイニシアチブと『一帯一路』グリーン投資原則を打ち出し、『一帯一路』グリーン発展国際連盟を結成し、グリーン交流協力の場を広く構築し、国際的な共通認識を絶えず結集し続けてきた。中国は先月までに39の共同建設国と気候変動に関する南南協力文書48件を締結し、エチオピア、パキスタン、サモア、チリ、エジプトなど30余りの共同建設国と共に70余りの気候変動緩和・適応プロジェクトを展開している」と説明しました。（シンエン、鈴木）