マレーシア東海岸鉄道計画正式に始動 該当地域に初めて鉄道が整備される

2023-12-14 17:37:34  CRI

 外交部の毛寧報道官は14日の定例記者会見で質問に答え、マレーシア東海岸鉄道計画が完成すれば、マレー半島の東と西を結ぶ鉄道がない空白を埋め、沿線地域の相互接続のレベルを高めることになると述べました。

 報道によると、中国企業が請け負うマレーシア東海岸鉄道計画の軌道工事の始動式がこのほど行われました。マレーシアのアブドラ国王は式典に出席し、軌道敷設の開始を正式に宣言しました。

 毛報道官は、「マレーシア東海岸鉄道計画は中国とマレーシアによる『一帯一路』共同建設をすすめるうえでの象徴的なプロジェクトであり、中国企業が現在、海外で請け負ったプロジェクトの中で、単独規模では最大となる交通インフラプロジェクトの一つでもある」と紹介しました。プロジェクトは現在、順調に進んでおり、工事全体の進ちょくはすでに半分を超えているということです。

 毛報道官は、「今年は『一帯一路』イニシアティブの10周年にあたり、中国とマレーシアが包括的戦略パートナーシップの確立から10周年の年でもある。今年3月、習近平主席はアンワル首相と中国・マレーシア運命共同体の共同建設について重要な共通認識に達し、両国関係の新たな一章を開いた。来年は中国とマレーシアの国交樹立50周年にあたり、両国の各分野の協力が絶えず深まり、着実に進み、両国の国民により多くの福祉をもたらすことを期待している」と示しました。(Yan、坂下)

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