商務部 現在の資金導入規模は依然として歴史的高水準

2023-12-14 22:35:56  CRI

 商務部の報道官は14日に行われた定例記者会見で、「経済要因、非経済要因など複数の影響により、今年に入ってから中国の実行ベース外資導入額にはある程度の変動が見られている。ここで指摘すべきは、現在の外資導入規模は依然として歴史的に見て高い水準にあり、外資導入構造は絶えず最適化され、ハイテク産業の割合が高まり、外国企業による中国への投資熱は衰えていないということだ」と説明しました。

 商務部のデータによりますと、1~10月の実質対中投資は、カナダが110.3%、英国が94.6%、フランスが90.0%、スイスが66.1%、オランダが33.0%とそれぞれ増加しています。

 商務部の束珏婷報道官は、「中国は終始、市場化、法治化、国際化された一流のビジネス環境構築に注力しており、外商投資企業により良いサービスを提供することに力を注いでいる。今年打ち出された24の外資安定政策は、外商投資分野の主要問題、困難な問題や焦点となる問題に狙いを絞って、外商投資企業の提案や要望を的確に解決している。さらに一部の政策が策定の過程にあり、例えば海外で既に発売されている薬品の国内での生産申告手続きの最適化、データの国境を越えた移動の規範化と促進などだ。これらの実際的な措置の実施に伴い、企業の要望が集中している困難な問題が効果的に解決され、外国投資家の中国における経営環境もますます改善されると信じている」と述べました。(オウギ、坂下)

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