COP28中国代表団団長「中国は大会の成功に強大な政治的推進力を注入」

   国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議（COP28）の中国代表団団長を務める生態環境部の趙英民副部長は13日、「今大会はグローバルな気候変動ガバナンスのプロセスにおいて非常に重要な会議であり、『パリ協定』発効以降、初めてグローバルな総括が行われた」と高く評価し、「中国は今回の会議を非常に重視し、実務的な行動を強調し、大会の成功に強大な政治的推進力を注ぎ込んだ」と述べました。 

　趙団長はCOP28の成果について、「中国が提唱するエコ文明理念とグリーン・低炭素の転換促進策に合致している。今回の会議は予期に達し、次の段階のグローバルな気候変動ガバナンスプロセスの方向性を明確にし、特にグローバルなグリーン・低炭素転換促進の流れを強化したと中国は見ている」と述べました。 

　趙団長は「中国とその他の国々による共同の努力の下、グローバルな再生可能エネルギーのアクセシビリティーや商業化は現実のものとなった。中国の努力により世界の太陽光発電コストは約9割削減され、グローバルな気候変動への対応実績においても、グリーン・低炭素転換促進のプロセスにおいても、中国は大きな役割を果たし、多大な貢献をした」と述べました。（Lin、柳川）