北京
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習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席のベトナム公式訪問に合わせて、中越メディアの新たな協力の始まりを祝う式典が11日にベトナムの首都・ハノイで行われました。中国共産党中央宣伝部副部長で、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の慎海雄台長がビデオであいさつし、ベトナム共産党中央委員で「ベトナムの声」放送局のドー・ティエン・シ局長が書面で祝辞を発表しました。
式典では、CMGとベトナムのVTCデジタルテレビジョンが共同制作した、ベトナム語のデイリーニュース番組『聯通中越』が正式に放送を開始しました。ベトナムの国営テレビ局が設けているニュース番組の中で、外国メディアが制作に加わるものは初めてだということです。
慎台長はあいさつの中で、「CMGとベトナムのメディアの同業者たちは長期にわたってコンテンツの共有、共同制作、人的往来、技術交流などの面で幅広く協力し、両国の相互学習と文化融合の土壌を培ってきた」と述べました。その上で、『聯通中越』の正式な放送開始により、ベトナムの視聴者が毎日中国からのニュースを目にすることができ、中越の友好協力が両国の人民にもたらす確かなメリットを実感してもらえることになると述べました。
ド局長は、「『聯通中越』は越中両国の経済、文化、教育、観光などの分野での協力を反映した豊富な内容の報道を視聴者にもたらし、習近平主席のベトナム訪問の意義を深めることになるだろう」と述べました。
『聯通中越』は毎週月曜日から土曜日の夜のゴールデンタイムに、VTCの10チャンネルで放送されます。中国のニュースと中越のさまざまな分野における協力の動きを主な内容とし、ベトナムの視聴者の中国に対する理解・認識を深め、人々の心のつながりを促進することを目的としています。
VTCデジタルテレビジョンはベトナムの国営テレビ局です。傘下には15のテレビチャンネルと一つのウェブサイトがあり、番組はベトナム全土だけでなく、衛星を通じて米国、カナダ、英国、フランスなどをカバーしています。
なお、式典にはCMGアジア・アフリカ地域言語番組センター、「ベトナムの声」放送局、VTCの関連部門の責任者らも出席したということです。(Yan、坂下)