香港特別行政区第7回区議会選挙の結果が判明

2023-12-11 15:16:56  CRI

 10日に投票が行われた香港特別行政区の第7回区議会選挙は11日に結果が発表されました。399人の候補者の中から176人の地域委員会業界別議員と88人の地方選挙区議員が選出されました。

 

 今年7月10日に発効した「2023年区議会(改正)条例」に基づき、新しい区議会は任命による委任議員と地域委員会業界別選挙で選ばれた議員、区議会地方選挙区選挙で選ばれた議員で構成され、その比率は約4:4:2です。また、その他にも27人の新界原居民の議会組織である郷事委員会の互選による当然議員がいます。議員総数は470人で任期は4年であり、2024年1月1日に議員の地位を得ます。

 香港特区の李家超行政長官は11日、第7回区議会選挙が順調に行われたとして、特別行政区政府を代表して264人の当選区議員に祝意を示しました。

 李行政長官は、「今回の選挙は、特区が地域管理システムを整備し、区議会を再構築した後の初の、香港市民全体が参加する大型選挙だった。区の議会制度を基本法第97条に決められた非政権性諮問組織の位置づけに戻し、『愛国者による香港管理』の原則を全面的に実行した、大きな意義を持つものだった」と表明しました。

 李行政長官はまた、「新しい区議会には、区議員の職責履行に対する監察制度が導入された。区議員の任期中には市民が議員の活動を監察しつづけることができる。すべての区議員が新制度にあって職責を全うし、市民の期待に応えて優れたサービスを市民に提供することを確保する」と述べました。(Mou、鈴木)

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