北京
PM2.577
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中国南部の海南省文昌市文城鎮の砂浜でこのほど、行楽客数人が強い毒を持つカツオノエボシを20匹以上発見しました。現地消防部門は砂浜での警戒を強めるとともに、カツオノエボシに触らないよう注意を呼びかけました。

カツオノエボシ
文昌市の女性住人の孫さんが撮影した写真では、カツオノエボシは青い透明の袋状で、周囲には薄膜があり、下部には長い触手が伸びているものもあります。情報を受けた現地の消防士と漁業管理者が現場に急行して、カツオノエボシの緊急処理を行いました。
文昌市漁政事務サービスセンターの劉軍主任は、「カツオノエボシは海岸近くにいるため、引き潮の際に海岸に残された。満ち潮になると生き返る。今の季節から来年の3月前後まで、クラゲが次々に出現する」と紹介しました。
海南省海洋・漁業科学院環境総合実験センターの梁計林主任は、「カツオノエボシは特徴が明らかだ。ひれや気嚢(きのう)の形、あるいは色で判断できる。海岸に姿を現す原因としてはまず、特殊な波と海水の流れ、あるいは気候の急変による気温や水温の上昇と下降などが考えられる」と分析しました。

カツオノエボシの資料写真
梁主任によれば、カツオノエボシは毒がクラゲの中でも比較的強く、人が海中で接触した場合には、直ちに死亡に至らなくても、麻痺や気分の不快、痛みなどが生じるので、動けなくなって死に至る可能性があります。海岸に打ち上げられたカツオノエボシも触ってはなりません。カツオノエボシはすでに死んでいても、触手にある刺細胞は刺激に反応して人を刺して毒を放ちます。刺された場合には血圧低下、呼吸不全、心臓不調などを引き起こす可能性が高いので、迅速に大量の水で洗い、酢など弱酸性のものでさらに洗い流して、できるだけ早く医師の診察を受けるべきとのことです。
ただし専門家によれば、カツオノエボシは浮遊生物であり運動機能はあまりないために、人が触れなければ、攻撃される可能性は低いとのことです。(殷、鈴木)