中国1~11月鉄道固定資産投資は高水準維持 前年同期比7.4%増

2023-12-11 13:21:05  CRI

 全国の鉄道固定資産投資は今年に入ってから高水準を維持しています。1~11月の投資額(実行ベース)は前年同期比7%超で、経済・社会の質の高い発展に新たな動力エネルギーを注入しています。 

 中国国家鉄路集団(国鉄集団)によりますと、1~11月の全国鉄道固定資産投資額(実行ベース)は前年同期比7.4%増の6407億元(約12兆8140億円)でした。 

 地域別に見ると、西部で鉄道建設が加速しています。陝西省の延安から楡林までの高速鉄道と貴州省の黄桶から広西チワン族自治区の百色までの鉄道が着工し、雲南省の麗江から香格里拉(シャングリラ)までの麗香鉄道と川青鉄道の青白江東から鎮江関までの区間が開業し、西部で新たに開業した鉄道の距離は837キロです。 

 11月末現在の全国の鉄道営業距離は15万5500キロを超え、うち高速鉄道が4万3700キロです。 

 国鉄集団発展改革部インフラプロジェクト管理処の劉特処長は、「鉄道建設投資は高水準を維持し、国民経済回復へのけん引作用は顕著だ。国鉄集団は次のステップとして、鉄道建設投資のけん引作用を十分に生かし、質の高い鉄道計画・建設を推進していく」と表明しました。(Mou、柳川) 

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