中国共産党中央委員会 党外人士との座談会開催 習総書記が重要な談話発表

2023-12-08 20:01:29  CRI

 中国共産党中央委員会は6日、北京市内の中南海で党外人士との座談会を開き、2023年の経済情勢や2024年の経済活動について、各民主党派や全国工商連合会の責任者、無党派人士代表から意見と提案を聴取しました。習近平中国共産党中央委員会総書記が会議で重要な談話を発表しました。

 習総書記は談話で、「来年は中華人民共和国成立75周年を迎え、第14次五カ年計画の実施における要となる一年でもある。新時代における中国の特色ある社会主義思想を指針として、中国共产党第20回全国代表大会と第20期二中全会の精神を全面的に貫徹し、安定しながら成長を図るという全体的な基調を堅持し、新たな発展理念を完全・正確・全面的に貫き、新たな発展枠組みの構築に拍車をかけ、質の高い発展の促進に力を入れ、改革開放を全面的に深化させながら、高いレベルでの科学技術の自立と自強を推進していく」と強調した上で、「マクロ調整の度合いを強化しながら、内需の拡大と供給側の構造改革を統一的に計画し、新たな都市化と農村の全面振興を統一的に計画し、質の高い発展と高いレベルの安全保障を統一的に計画し、経済活力を確実に増強させながら、リスクを防止して取り除き、社会的期待を向上させながら、経済回復の好調な勢いを固め、増強していく。経済の効果的な質的向上と、合理的な量的成長を持続的に推進し、国民生活の改善に取り組み、社会の安定を確保し、中国式現代化によって強国建設を全面的に推し進め、民族復興の偉業を成し遂げていく」と期待を寄せました。

 各民主党派や全国工商連合会の責任者、無党派人士代表からの発言に真摯に耳を傾けた後、習総書記は三つの期待を述べました。第一に、政治的立場を向上させ、思想と行動を中国共産党中央の経済活動に関する重大な政策決定に統一すること。第二に、発展への自信を固め、共通認識を結集して拡大すること。第三に、質の高い発展の推進のために積極的に提案を行うことです。(Lin、坂下)

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