北京
PM2.577
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商務部が7日に明らかにしたところによると、中国とシンガポールの自由貿易協定のさらなるレベルアップに関する議定書がこのほど調印されました。
商務部国際局の責任者は、「議定書の調印は、中国の自由貿易交渉が高基準ネガティブリスト時代に入った重要な指標の一つであり、中国の『環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定』(CPTPP)への加入に向け、より堅固な基礎を築くことになる」と述べています。
中国とシンガポールは2020年12月8日、自由貿易協定のさらなるレベルアップに関する交渉の開始を共同で宣言しました。これまでの3年間、双方の作業チームは集中的な協議を複数回実施し、すべての交渉内容を済ませてきました。両国は今回調印された議定書の中で、ネガティブリストの形でサービスと投資の開放を約束し、双方の投資家とサービス提供者に向けて市場開放を拡大するとともに、デジタル経済など新興分野の協力をさらに拡大すると発表しています。
両国は今後、それぞれの国内の法的手続きを急ぎ、議定書の早期発効を目指す予定です。(鵬、野谷)