外交部 中国は世界の気候変動対策のため尽力

　外交部の汪文斌報道官は7日の定例記者会見で質問に答えた際に、中国は引き続きグリーンで持続可能な発展を断固として推進し、世界の気候変動対策のために尽力していくと明言しました。

　世界100カ国以上が参加して開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議（COP28）は、2030年までに世界の再生可能エネルギー発電設備容量を2倍に増やすことで合意に達しました。ある外国メディアは、この目標を実現する見込みが真にある唯一の大国は中国だと報じました。

　汪報道官は関連質問に対して、「中国の再生可能エネルギーへの投資は7年連続で世界一だ。再生可能エネルギーの発電設備容量は世界一で、すでに石炭火力を上回り14億キロワットを突破した。世界の新エネルギー車（電気自動車など）の半分以上が中国を走行している。グリーン・低炭素は中国国民の日常生活に溶け込んでいる」と説明しました。

　汪報道官は、「中国は引き続きグリーンで持続可能な発展を断固として推進し、世界の気候変動対策のために尽力していく。同時に、COP28の各メンバー国が合意を着実に履行し、それぞれの国情に基づき関連目標の実現に相応の貢献をし、再生可能エネルギーの発展が直面する課題とボトルネックを共に解消し、『パリ協定』の全面的かつ実効性ある実施を後押しし、クリーンで美しい世界を共に建設するために努力を続けていくことを希望する」と強調しました。（ヒガシ、鈴木）