北京
PM2.577
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世界貿易機関(WTO)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国際貿易センター(ITC)の責任者はこのほど、中国の記者のインタビューを受けた際、中国経済のファンダメンタルズに対して全般的に楽観的な見方を示し、中国経済の見通しに期待を示しました。
△国際機関の責任者が中国経済の成長を楽観視
UNCTADのグリンスパン事務局長は、世界経済成長への中国の寄与は他の主要経済体より大きいと述べ、「中国の経済成長は、工業生産、インフラ、物流および技術面における優位性によって成り立っており、これは中国が世界貿易とバリューチェーンにおいて重要な役割を果たしていることを意味している。経済、産業、貿易などの分野の構造調整が順調に完了すれば、中国経済は今後も成長し続けるだろう」との見解を示しました。
ITCのパメラ・コーク・ハミルトン事務局長は、中国経済の見通しを楽観視しているとし、「中国国家統計局が発表した2023年第1~3四半期(1~9月)の経済データを見ると、中国の消費需要はすでに回復し始めており、経済と貿易の持続的な成長を促進している。中国は新技術、新産業への開発と投資を続けており、経済のモデルチェンジは持続的な成長をもたらす。同時に、中国は対外開放を続け、経済のグローバル化に溶け込んでいる」と述べました。
WTOのオコンジョ=イウェアラ事務局長は、「中国が対外開放を維持し、新たな発展構造を構築し、国内消費をけん引することは、経済の持続的な回復に役立つ」と指摘しました。(ZHL、野谷)